お仕事紹介
居宅介護支援事業所ぼっちり
中村 浩也
ケアマネージャー
- 仕事内容を教えてください
- 1人のケアマネが30人前後の利用者さんを受け持ちます。毎月、来月分の予定表を作成し、ご本人様やご家族とすりあわせや調整をして、各事業所に提供します。基本的にはこんな仕事です。
ご自宅を訪問し、お話させていただく際に少しの生活の変化や、困りごとを確認し、半年に一回計画書を見直しています。どうすれば、自分らしく自立した生活ができるか、定期訪問の際は目標やペースも見極めて見直しをしていくことが大事です。
また、お一人暮らしの方が多いので、緊急時の対応や病院の受診時の同行、様々な公費申請のお手伝いなど、いろんな面でご利用者さんのサポートをしております。
資格としては介護福祉士か理学療法士等の実務経験が5年以上の方で、試験に合格した方が研修受講の後、ケアマネージャーとしての県知事許可が下ります。
- どんなところにやりがいを感じますか?
- 本来ケアマネは「脇役」だと思っています。現場でサポートする介護職員の方や、ご本人様・ご家族が一番気持ちよく居れるのが一番です。
以前、ケアマネになりたての頃は凄く忙しくしていました。それがなんだか「活躍している!充実している!」っていう気持ちになるんです。でもそれは、何かトラブルがあるからケアマネが忙しく動かないといけない状況になるんです。つまりリスク管理ができていないのだと私は思います。「何も起こらない」「毎日がスムーズに仕事できる」というのがいい仕事だと思っています。
例えば、ご利用者さんやご家族から電話が掛かってくる、それでは事が起こった後です。電話が掛からない仕事を目指しています。
理想は「網の目の様に」利用者さんを支えていく事だと思います。ご本人様・ご家族にもそれぞれの人生があります。自立支援のための目標も細かく丁寧に、一歩一歩伴走していく事がケアマネの大事な仕事だと思います。
そんな中で、100回に1回「ありがとう、中村さんが担当でよかった」と言ってもらえた時は、心に響きます。 - 職場の雰囲気はどんな感じですか?
- なるべくざっくばらんで、やわらかい感じを心がけています。
日々相談しあって、自分はよいと思っていても他の方の意見を聞くと「なるほど」と気づくこともあります。和気あいあいと仲良くコミュニケーションを取りながらやっていきたいと思います。 - 求職者の方へメッセージ
- 私もいろんな方に触れて、人間としても成長させてもらっています。
是非ケアマネをやってもらいたいです。
業界では男性が多いイメージがありますが、男女比も半々くらいでしょうか。
「やりがい」みたいなのは100回に1回あるかないかですけど(笑)、その1回が響きます!
とにかく先手先手で動く。脇役に徹する。究極は「ケアマネさんって誰やったかね?」と言われるのが良いのではと思っています。(笑)